2017年6月18日日曜日

3D Printer ALUNAR M508 (CURA設定編)

ある造型を印刷開始したら、空中から印刷が始まり、糸を吹き始めました。
bedの高さ調整をしても駄目で、印刷開始で止め、z軸の確認をしたら0になっていません。

CURAでlayer表示すると、ん? 6 layer目まで印刷なし?
いろいろ試してみたところ、brimやraftで確保されたlayerが印刷されないようです。
brimとraftをなくすとz=0から印刷されますが、接地面積が足りなくて飛んでしまう…。

更にいろいろ試したところ、layer thicknessによってこの症状が出るようです。
造形によって異なりthckness 0.19mm以下で大丈夫だったり0.16mm以下で大丈夫だったり。

たぶんCURAのbugですね。
versionをupdateしても同じ症状でした。
(CURAの1.15.04と1.15.04.06で、設定の構成が少し変わりましたね)

CURAの説明では0.1mmが標準となってますが、
ALUNARの説明書例どおり0.2mmにしていたのですけど。

とりあえず、CURAでg-codeを吐き出す前に、layer modeで確認したほうがよさそうです。

精度が上がるのは良いのですけど、印刷時間が…。

原因把握と対処方法の確立で、また無駄な時間を費やしてしまいました。

2017年6月4日日曜日

3D printer ALUNAR M508 (修理編)

COMとV端子が端子が焼けていて、V端子側が特に焼けているようです。
電流容量をoverしたのでしょうか?
testerで調べたところ、入力端子には正常に電圧が来ていますが、
V端子は3 setとも出力が出ていません。

暫く造形は中止です。

さて、ALUNARに連絡してみるとしましょう。

amazonの購入履歴から出品者に連絡しようとしたところ、
この注文では連絡ボタンが表示されなくなっているようです。

ALUNARのHPに行って、contact usから、英語で症状を記入しました。
とりあえず最後に、日本語で返信してもらえるように書いておきます。
<http://www.alunar.net>

翌日、日本語対応担当から、直addressとamazon.co.jp経由の2つでmailあり。
電源に問題があることは把握してもらえたようですが、症状は伝わらず?
日本語で症状を伝えたところ、焼損の写真を送れとの指示があり、
mailに添付して送ったら、替えの電源を送付すると回答が来ました。
その後、購入の受付番号の確認があり、電源の到着待ちです。

ALNERの説明では到着まで6日くらいとのことでしたが、荷着したのは10日後くらい。
圧着端子を買って来て、それを電源線の終端に圧着して接続してみました。
電源線も銅単線のものを買って来たのですけど、装置をバラすのが億劫になり交換せず。
無事再稼働し、ABS印刷時のnozzle温度も、空気吹き出し口をつけたままで安定しました。

nozzle温度が不安定な場合は、電源lineを点検した方が良いかもしれません。

3D Printer ALUNAR M508 (運用編)

GWに立ち上げ後、約1ヶ月間、結構色々作成しました。

設計はThiker CADを使用しています。
<https://www.tinkercad.com>

slicerは付属されていたCURAです。

まずはPLAから。

当初、極力supporterがなくても印刷できるように向きなどを考えながら設計していて、
最低限のsupporterを自分で設計していました。
また、大きいものはtest print用に中空modelを作ったりしていたのですが...。
CURAの使用法をよく確認したらどちらも設定がありました。
supporterはeverywhereの設定で作成した方が、特殊な向きで作成するより綺麗にできます。
材料はかなり無題になりますけど。

PLAは最初は何も考えずに印刷できていたのですが、
一度、「ガガッ」とZ軸がずれ、調整してもうまく印刷できなくなりました。
印刷物が途中で飛びまくって、filamentが糸くずのように吐き出されて続け....
その後、CURAでbrim設定が必要になりました。
(なぜだろう?  GW後より最近の方が寒くなったから?)

分割印刷して組み立てるための条件出しをしたところ、
clearanceが0.3mmで最適かと思ったのですが、
PLAを別のものに変えたら、太く印刷されるようになってしまいました。
(再条件出しは未着手)

次にABS。

まだうまく行っていません。

先に述べたbedの反りの影響で、
中央でうまく印刷できるようにすると、周辺でbetにfilamentが付かず、
周辺で印刷できるようにすると、中央はnozzleがbedに押し付けられfilamentが出ません。
周辺で若干浮き気味にせざるをえません。

うまく1層が印刷できたつもりでも、途中で周辺partsが飛んでいたり…。

nozzle 245度、bet 100度が標準です。
しかし、印刷中にnozzle温度が200度付近に下がってしまいました。
造形後に取り外そうとしたら、各層でバラバラになりました。

nozzle横の吸気治具を取り外しておけば245度で印刷出来そうです。
(電力供給が足りないのかな?)

で、装置異常になりました。

一度は、Z軸調整していたら、表示Panelがblack outしました。
当日、PLA印刷、設定温度変更、ABSでnozzle温度が下がり再印刷、など
結構、長い時間稼働させていました。
その後、暫く電源が入りませんでしたが、放置していたら起動するようになりました。
(故障か!と思ったのですけど、熱暴走でしょうか?)

翌日、Z軸を再調整して再度印刷、一部partsが途中で飛んで、
もう一度印刷したら、途中で印刷が止まって、設定温度が0/0になってしまいました。
一度partsが飛んだ時に、電源OFF/ONしていたのですけれど。
今回はtotal 8時間ほど稼働させていたか?

さらに翌日、起動後、preheatを始めた瞬間にresetされてしまう症状が発生。
reset前にmain board青色のLEDが点灯している気がして、向きを変えたら、
症状が発生しなくなりました。接触不良かと思いcable類を触ってみましたが再現せず。
向きをかえたらZ軸がずれたので、また調整して、印刷を開始。
2時間後くらいにblack outして止まってしまいました。main boardのLEDも点灯せず。
電源boxが過熱していたので外してみたところ、端子が焼けていました。

3D Printer ALUNAR M508 (組立編)

3D printerの組み立てkitを買ってみました。

<https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01JZ4GSGG/ref=oh_aui_detailpage_o04_s01?ie=UTF8&psc=1>

似たようなものが沢山あってどれが良いのか今ひとつ分かりません。
makerのsiteで比較してみると、
<http://www.alunar.net>

この価格帯では、M508のみが多色対応のようなので、これを選んでみました。
とは言っても、途中manualでfilamentが交換できるだけのような気がします。
指定場所でautoで止まるというような機能は説明にはありません。

購入timingでclear typeの在庫がなかったためblackを購入しました。
SD cardの挿入口がpanelの裏側になるのでclearの方が使いやすいのではないかと思います。

組み立てには7〜8時間掛かったと思います。
しかし、そのうち1/3以上は、Acryl panelの保護sheetを剥がしていたような気がします。
紙の保護sheetが両面に貼ってあり、manualには組み立て前に剥がすよう書いてあります。
剥離中に破けるので非常に面倒です。plastic film系の保護sheetだったらよかったのに。
pdfとvideoの組み立て説明がありますが、順序が若干異なっていたり、どちらも少しずつ説明が抜けていたりで、両方確認しながらの組み立てになりました。
extruderの熱電対とheaterのcableは、取り付け前に一度外した方が良いと思います。
熱電対は挿してあるだけです。heaterはhex wrenchで1箇所緩めれば外れます。
fanの接続cableはspiral tubeで束ねる前にmarkしておかないと分からなくなります。
(私はtesterとneedle pinで判別しました)
最後に電源を入れた後、Z軸が動かず焦りましたが、greaseを塗って解決しました。
(別目的で買っていたgreaseが役に立ちました)

aluminium bedが少し反っている(上凸)のと傷が入っていたのは不満です。
(傷は中央付近でないので殆どの印刷では問題にならないとは思いますが)

test印刷は比較的短時間でうまくいきました。
filamentは付属していた白いPLAを使用しました。